2008年 10月 09日
本 「ハチ公の最後の恋人」 吉本ばなな
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この間、遠くの古本屋で買った本。主によしもとばなな。
読んだことのなかった作品を適当にみつくろって。
ハチ公の最後の恋人
吉本 ばなな / / 中央公論社
(この先は内容に触れています。先入観を持ちたくない人は読まない方がいいかも~)
>主人公のおばあちゃんは予言をした。
>主人公がハチの最後の恋人になるだろう、と。
>ある日予言どおり、ハチと出会う。
>けれど残された時間はそれほど長くはなかった。
別れが主人公にとって、心の傷になったりしないのがいいなぁと思った。
それはきっと、おばあちゃんの予言があったこと、
ハチが運命を信じていたこと、
そしてハチも主人公の女の子も時間が限られていることが分かっていて、
残された時間を大切にしていたからだろうね~。
ともすると世界が暗く閉じてしまいそうな物語なのに、
むしろ最後にはひらける感じだった。
軽くもあり、重くもあり、神秘的であり、平凡であるような、
いろんな要素が当たり前のように含まれた物語。
よしもとばななの小説を読むと、深く暗くありながら、
希望を持ち続けようとしているんだなぁ、と感じることが多い。
読んだことのなかった作品を適当にみつくろって。
ハチ公の最後の恋人
吉本 ばなな / / 中央公論社
(この先は内容に触れています。先入観を持ちたくない人は読まない方がいいかも~)
>主人公のおばあちゃんは予言をした。
>主人公がハチの最後の恋人になるだろう、と。
>ある日予言どおり、ハチと出会う。
>けれど残された時間はそれほど長くはなかった。
別れが主人公にとって、心の傷になったりしないのがいいなぁと思った。
それはきっと、おばあちゃんの予言があったこと、
ハチが運命を信じていたこと、
そしてハチも主人公の女の子も時間が限られていることが分かっていて、
残された時間を大切にしていたからだろうね~。
ともすると世界が暗く閉じてしまいそうな物語なのに、
むしろ最後にはひらける感じだった。
軽くもあり、重くもあり、神秘的であり、平凡であるような、
いろんな要素が当たり前のように含まれた物語。
よしもとばななの小説を読むと、深く暗くありながら、
希望を持ち続けようとしているんだなぁ、と感じることが多い。
by kaori--y
| 2008-10-09 01:57
| 日記