2007年 12月 18日
おとといは家から一歩も出なかった日。
昨日はあちこち歩き回った日。
そして今日はまた家にいる日。
昨日、初めて彩園子Ⅱに行った。ご存知ない方のために説明させて頂きますと(私もよくは分かっていないのだけれど)、彩園子は現在3つのスペースに分かれているようです。
彩園子Ⅰ---蔵の中の一室。ギャラリースペース。
彩園子Ⅱ---すぐ隣の3階建てくらいのビルの2階。ギャラリースペース。
一階は倉庫だか、工場だかになっている。屋上も使えるみたい。
一茶寮 ---彩園子Ⅰの2階に位置する。喫茶スペース。
それで、場所として個人的に一番おもしろかったのは彩園子Ⅱでした。行ったことのない人には、すごく場所が分かりにくいのですが、曲がり角ごとに矢印が設置されているのが宝探しとかオリエンテーリングみたいでおもしろかったし、ビルの性質上からくる無機質な感じの階段がおもしろかったし、なんの飾りもない四角い部屋がおもしろかったです。そしてちょっとレトロな扉と屋上へ続く階段。
そのあと彩園子Ⅰを見に行ったりしている間に頭の中に浮かんできたことが、「会場ってひとつひとつ違うんだなー」ということでした。当たり前なのですけどね。自分が作る作品の大きさや雰囲気と、それを展示する会場の相性ってすごく大事だなーと思うんです。そして、会場そのものだけではなくて、視野を広げてみると、その会場の立地とか、周辺の雰囲気とか、交通の便とか、管理している方との相性とかも大切です。(でも、なにをもって「よい=ベスト」だとするかは人によって違うと思うけれど)
それから、自分にとってベスト(完璧)な会場を見つけることではなくて、会場も作品の一部にすることが大切…というか、そうしたらずっとおもしろい展示になるんじゃないかなぁ、と思いました。
現代美術の作品の中にはインスタレーションと呼ばれるものがあるのですが辞書を引いてみると―《取り付け、設置の意》現代美術の手法の一。作品を単体としてではなく、展示する環境と有機的に関連づけることによって構想し、その総体を一つの芸術的空間として呈示すること。また、その空間。(大辞泉)―と出てきます。私が思ったことはこの辺りに影響を受けているのかもしれません。この前、町を使って展示されたものを見てきたからかも。
うーん、結論らしきものは見つけられないけれど、ふと思ったのでした。
昨日はあちこち歩き回った日。
そして今日はまた家にいる日。
昨日、初めて彩園子Ⅱに行った。ご存知ない方のために説明させて頂きますと(私もよくは分かっていないのだけれど)、彩園子は現在3つのスペースに分かれているようです。
彩園子Ⅰ---蔵の中の一室。ギャラリースペース。
彩園子Ⅱ---すぐ隣の3階建てくらいのビルの2階。ギャラリースペース。
一階は倉庫だか、工場だかになっている。屋上も使えるみたい。
一茶寮 ---彩園子Ⅰの2階に位置する。喫茶スペース。
それで、場所として個人的に一番おもしろかったのは彩園子Ⅱでした。行ったことのない人には、すごく場所が分かりにくいのですが、曲がり角ごとに矢印が設置されているのが宝探しとかオリエンテーリングみたいでおもしろかったし、ビルの性質上からくる無機質な感じの階段がおもしろかったし、なんの飾りもない四角い部屋がおもしろかったです。そしてちょっとレトロな扉と屋上へ続く階段。
そのあと彩園子Ⅰを見に行ったりしている間に頭の中に浮かんできたことが、「会場ってひとつひとつ違うんだなー」ということでした。当たり前なのですけどね。自分が作る作品の大きさや雰囲気と、それを展示する会場の相性ってすごく大事だなーと思うんです。そして、会場そのものだけではなくて、視野を広げてみると、その会場の立地とか、周辺の雰囲気とか、交通の便とか、管理している方との相性とかも大切です。(でも、なにをもって「よい=ベスト」だとするかは人によって違うと思うけれど)
それから、自分にとってベスト(完璧)な会場を見つけることではなくて、会場も作品の一部にすることが大切…というか、そうしたらずっとおもしろい展示になるんじゃないかなぁ、と思いました。
現代美術の作品の中にはインスタレーションと呼ばれるものがあるのですが辞書を引いてみると―《取り付け、設置の意》現代美術の手法の一。作品を単体としてではなく、展示する環境と有機的に関連づけることによって構想し、その総体を一つの芸術的空間として呈示すること。また、その空間。(大辞泉)―と出てきます。私が思ったことはこの辺りに影響を受けているのかもしれません。この前、町を使って展示されたものを見てきたからかも。
うーん、結論らしきものは見つけられないけれど、ふと思ったのでした。
#
by kaori--y
| 2007-12-18 17:49
| 日記